2016/04/08 16:53

こんにちは!
-蔵から出てきた古い品、暮らしの品-Kurashina-です。
Kurashinaは「くらしな」と読みます。
仙台からかわいい古道具のある暮らしをゆるりとお届けいたします。

朝起きて慌ただしく家事が始まる場所に、お気に入りの風景があると1日をスムーズにスタート出来る気がします。
私は、台所仕事が楽しくなるように…と、お気に入りの道具を少しずつ買い足したり入れ替えたりして、見える位置に置いています。
そんなお気に入りのひとつが、ツール立てに使っている竹筒です。


なんといっても、竹筒に立ててあるキッチンツールとの相性は抜群です。
ほかにも日々の暮らしの中で竹筒を使いたくなる理由をあげてみます。
・和に限らずナチュラル系のインテリアになじむ色見と質感
・水を通さないこと
・あまり割れる心配がない
・程良い重量感とサイズ
・表面がスベスベで肌触りが良いこと

そもそも、竹筒は、花器や水筒、茶席で用いられた煙草盆の灰吹きとして使われていたものがあります。
煙草盆の灰吹き?と思われた方は、時代劇で誰かが煙草を吸っているシーンを思い出して下さい。
あの時、カンと音をたててキセルの灰を落とすのに使われているのが竹筒です。
煙草盆には様々なタイプがあるので全てではないと思いますが、竹筒が使われている場合が多いです。
辞書(三省堂 大辞林)を引くと…「灰吹き…煙草盆に附属した竹筒で、煙草の灰・吸い殻などを落とし込むもの」とあります。


竹の節の部分を活かした単純な構造の竹筒ですが、使い方次第でかわいく見えてくるから不思議です。
ぜひご自身のイメージも膨らませながら、Kurashinaがお届けする使い方のアイデアをご覧頂ければと思います。


今の暮らしで使いたくなる4つのアイデア

1.ツール立てとして台所で使う
お玉やターナー、菜箸などの細長い道具を立てておくのはいかがでしょう。
上部が重いものをいくつも立てると竹筒が倒れてしまうので、種類や数は絞ることをお勧めします。


2.箸立てとしてダイニングで使う
子ども用のお箸も隠れません。程よい重量感で安定しています。


3.鉛筆立てとしてリビングや子ども部屋で使う
色鉛筆やマーカーをよく使う方や絵を描くことが好きなお子さんがいらっしゃる方は、ケースから出して立てておくのはいかがでしょう。取り出しやすく、アートな雰囲気漂う空間づくりにも。


4.花器として玄関、リビング、ダイニングで使う
青竹ではなく、経年変化した竹ならではの色見と質感が、和のしつらえに限らず柔らかい木質系の空間に馴染みます。季節の花を活けたり、ドライフラワーを飾ったり、しっくりくる組み合わせを見つけるのも楽しみです。


いかがでしたでしょうか。
かつては煙草盆の灰吹きとして使われていた竹筒が、使い方次第でかわいく見えてくるから不思議です。
本来の使い方とは異なるけれど、極端に無理な使い方をしなければ、使える幅は広いです。
アイデア次第でインテリアを盛り上げてくれる縁の下の力持ち的な存在になってくれます。
使い方を考える楽しさがあるのも古道具の魅力のひとつだと思います。


Kurashinaでは、次の持ち主が暮らしの中で使いやすいように、
布で拭いたり、ヤスリをかけたりしていますが、
古道具ですので、傷やシミもあります。ご了解の上、お買い求め下さい。
又、使い方のアイデアは本来の用途とは異なることをご理解の上、お客様のご判断にてお使い下さい。
皆様と古い品との素敵な出会いがありますように!
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